お局のつぶやき

人に何か聞かれたとき、正解を答えるだけじゃなくて、何故そうなるのかまで答えるようにしている。
職場で、後輩に質問されることもあるけど、答じゃなくて、調べ方を教え方たが親切だと思って、実行している。
そうすれば、似たような問題には、自分で調べて対応する技術が身につくし、理由がわからなければ、本人も後から困るだろうと考えるから。

自分の新人時代は、仕事を教えてくれる先輩がいなくて、苦労しながら正解への『とっかかり』を自分で調べた。ときには、別の部署の人聞きに行って、「こんなことも知らないで、よく給料貰えるな。」と言われたりもしたけど、ヘラヘラ笑って教えてもらったりもした。
悔しかったけど、人に頼ったら、こういうことを言われても仕方がないと肝に銘じた。

でも、そんなことは、一昔前の発想みたい。今やタイム イズ マネーの時代。
いちいち調べて勤務時間を削るより、人に教えてもらって、チャチャッと仕事を片付けて残業しない人間の方が評価は高い。
根拠がどうとかいうのは、上司が質問してこなきゃ関係無いという後輩を見ていると自分が旧時代の遺物になったような気がする。
私が新人時代に言われた言葉を後輩達が何年か先に言われることが無いよう、祈るばかりだ。