ジュリー&ジュリア

Julie and Julia

50年前に、夫の赴任に伴って、パリで暮らし、料理を習い、
やがては、料理本を出版するジュリア。
そんなジュリアに憧れて、彼女の500以上ものレシピを1年間で作り
ブログに載せるジュリー、二人の生活が交互に描かれていきます。


メリル・ストリープのジュリアが、ほ〜んと可愛かったです。
大柄でいつも甲高い声で笑ってて、ちょっとオカマっぽくもあるんですが
(実際、映画の中でTVの料理番組で有名になったジュリアの物まねしてたのは、男の人だったし。)
食べること大好き、作るのも大好き、そして頑張り屋さんで前向きな性格は、私にとっても憧れの対象です。


逆に、ちょっと引いてしまったのが、ジュリー。
1年間という締切が設定されてるから、焦るのは仕方がないけど、
料理が上手くいかないからって、夫に当たったり、
有名になることに固執したりして、何もそこまでしなくても・・・と思ってしまいました。

料理好きなんだから、楽しんで、自分の身の丈にあった料理をすればいいのになぁ〜。
材料費かかかるからって、ファンに寄付を頼めば?と友達に言われて、思わずその気に
なりそうになってるし。アンタが食べるんでしょうが!と突っ込みたくなります。
やっぱり、アメリカ人だから?


それはともかく、ジュリー役のエイミー・アダムスって、沢口康子に似てないですかね。
なんか、日本人にも分かり易い可愛さで、こんな嫁さんだったら、
夫が胃薬を飲みながらも、料理を食べるのも分かる気がします。
うちの夫だったら、そこまではしないだろうな〜。
「後で食べるからね。」なんて言って、仕事に行く!