無花果と胡桃のパン

ホームベーカリーシリーズ第2弾、ライ麦を使って作る、無花果と胡桃のパンです。
仕事から帰って、パンの準備をしていたら電話は鳴るわ宅配便は来るわで、心ここに在らずな状態で作業をしていたら、生地の様子がどうもおかしい。
ホームベーカリーの羽に生地が巻きつかなくて、空回りしている。明らかに粘りが足りない。
ハッと気づいて、先ほど計量した粉の袋を確認すると「薄力粉」と描いてあるじゃありませんか(脱力)。
久しぶりにやっちゃいました。
とりあえず、機械を途中で止めて、もったいないけど生地は捨て、新しく計量しなおして、また作ることにしました。
それからも、無花果や胡桃を生地に混ぜ込むタイミングが遅れてしまったり、こまごました失敗はありましたが、何とか形になりました。
焼きたてをパクッといきましたけど、強力粉だけのパンよりも粉の香りが良くて、美味しかったので、成功でございます。
12個焼いたんで、お友達にもあげちゃおうと思ってたけど、これなら我が家だけでも消費できそうです。

人生ベストテン (講談社文庫)

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この作者は、きっと料理が好きなはず。
物語に登場する「私」や「僕」たちの行動は愚かしいけど、愛おしくも思える読後感でした。