金柑まつり

職場で上司から、金柑をたくさんいただきました。その上司のお家の庭に金柑の木があり「成りすぎて困る」くらいにあるそうなんですね。(羨ましい)
「それじゃあ、くださいよ」という話になり、次の日持ってきてくださったのが、大き目のボールに一杯くらいの量!
これだけあれば、色んなことが試せます。


金柑を水に放ったところ。
鮮やかな色!見ているだけで、ワクワクしてきます。

金柑の蜜煮。
金柑を1回茹でこぼしてから、半分に切り種を1粒ずつ取り除いて砂糖で煮たもの。


金柑を半分に切らずに、種も入れたまま丸ごと煮るレシピもあったけど、食べるときに種に気をつけなくちゃいけないのも難儀やなぁと思って、あらかじめ取っておくことにしました。
ですが、20cmの鍋一杯分の金柑を1粒ずつ竹串でほじくって種を出す作業は、思ったより疲れました。座ってのんびりやれば良いのですが、座ると集中力が途切れそうなんで、立ちっぱなしで作業していたら、腰が痛くなりました。
蜜煮は瓶3つ分半できました。1つは原材料の提供者に進呈し、あとは仲良しさんにも少しずつお裾分け。
残りを私がのんびり消費していく予定です。

金柑酒も漬けてみました。


レモン酒・りんご酒を漬けたときの氷砂糖が残っていたので、ホワイトリカーを買い足して金柑を漬けてみました。
風邪を引きそうなときに、お湯で割って飲もうと思うので、喉に優しく、今回は砂糖をかなり多目にしています。
晩秋あたりに飲み頃が来てくれれば、バッチリ計算どおりなんですけどね。
果物がたっぷりあるときは、果実酒にしておくと、ずっと先まで楽しめますよね。

これだけ、加工品をアップしといて今更ナンですが、金柑をそのまま齧るのも、美味しいものですね。
子どもの頃に初めて食べたときは、苦味を強く感じて、以来「苦いもの」という印象で食べなくなったように思います。そもそも、金柑をあまり見かけませんでしたし。
でも、今回頂いた金柑を試しに齧ってみると甘くて香りも良くて、こんなに美味しいものだったとは!ってかんじです。
あのとき食べた金柑がイマイチなものだったのか、私の味覚が変わったのかわかりませんが、昔食べてそれ以来疎遠になっている食べ物も、再点検って意味でときどき手を出してみないといかんなぁ、と思いました。