藩主島津家の別邸(後に本邸)だった仙厳園、別名磯庭園です。

ここに向かう途中、海水浴場を見かけました。
市街から、こんなに近いところで海水浴ができるなんて、羨ましい限りです。
ここのお庭は、錦江湾を池に、桜島を築山に見立てた壮大なスケールのお庭なんだそうです。
天気が良ければ、桜島が目の前にドーンと見えるハズなんですけどねぇ。


スケールが壮大というだけあって、灯篭も巨大でした。
この灯篭の笠のところは、8畳分の広さがあるそうです。
てっぺんに居るのは、逆立ちしている獅子で、この獅子に因み、獅子灯篭と呼ばれているそう。

御殿の中も案内してもらいましたが、シャンデリアがあったりして、
見事な和洋折衷。そして、豪華。
分家からの贈り物を飾っておく部屋とかいう、現代人の私達にとっては、???な
部屋までありました。
贈り物を飾っておくのに、部屋を準備するって、どんな生活なんでしょうかねぇ(溜息)。

御殿から出て、出口に向かって歩いていると、茶店を発見。
ガイドブックで読んで、絶対食べてみたいと思っていた、
磯名物のじゃんぼ餅を頂きました。
これだけで、300円は安い。

味噌ダレと醤油ダレがあって、私達は3本ずつのものを選びました。
小腹が空いた時のオヤツとしては、最適ではないかと思います。




そして、鹿児島のオヤツと言えば、これ!

そう、白熊。
白熊発祥のお店、「むじゃき」で食べたのですが、白熊の専門店だとばかり思っていたら、
普通の中華料理屋さんだったんですね。

予想以上に大きい白熊に悪戦苦闘する私の横で、八宝菜などを食べる地元の人らしきお姉さん
が何人かいらっしゃいました。
味は、もちろん美味しいですよ。
でも、一人一つは多すぎだな〜と思って、メニューをじっくり見ていたら、
2人で1個以上は頼んでください、という事でした。
4〜5人で来て1個しか頼まないっていう人もいるんでしょうね。
それだと、お店も困られるでしょうね。

そうそう、「むじゃき」に行くと、この子が迎えてくれます。

中国語、ハングル語、日本語で書かれた「いらっしゃいませ」に国際色を感じますね。
そういえば、磯庭園でも中国語が飛び交っていたような・・・。
外国の人にとっても魅力的な町なんでしょうね。

さて、これだけ間食をしまくったにも拘わらず、夕食も地元ならではの味を求めて
ガッツリ食べに行きます。
それは、次回に。