2月後半から3月中盤まで、仕事が立て込んでおりまして、
すっかりブログから遠ざかっておりました。

そんな慌ただしさも、この三連休の間はいったん小休止。
間隙を縫って、改修に入る前の姫路城を見るために、1泊2日の
兵庫県の旅に夫婦で行ってまいりました。


スロースターターな私達夫婦にしては珍しく、6時には起きて
7時前には車で出発しました。

途中、宮島サービスエリアのスタバで朝ごはんを食べたのですが、
まだ7時過ぎだというのに、ものすごい人!
時間短縮のつもりが、けっこう時間がかかってしましました。


途中のサービスエリアに寄りながら、運転を交代して、まず最初に
旅の目的地として訪ねたのは、
龍野市の「揖保乃糸資料館 そうめんの里」というところ。

ガイドブックの片隅に、ちょこっと載っていたのですが、一気に姫路に
向かうのも味気ないし、途中の立ち寄りスポットとして丁度いい場所に
あったのと、私がそうめん好きなのとで、ここに寄ることに決定。

我家は、夏になると、ほんとココのそうめんにお世話になるんですよね〜。


そうめんの歴史や作り方の工程が、絵や動画など、さまざまな方法で
説明されています。
これは、マネキンで再現しているところ。ちょっと、怖い・・・。



こっちは、播州の郷土料理の鯛めんの模型。
お祝いのときなどに、作って食べるものだそうです。
ご馳走だなぁ。

いつも何気なく食べているモノなんですが、そうめんにも等級があるようで
「三神」というのが、最高ランクのモノだということを初めて知りました。
また、昔から祖母が「そうめんは、古いもの程良い」と言っていて、絶対嘘だと
思ってたのですが、これは半分は本当でした。
ちゃんと温度管理された倉庫の中で2〜3年寝かせたものは、「ひね」と呼ばれて
美味しくなっているんだそう。
疑ってごめんね、おばあちゃん。
でも、家の片隅で忘れ去られていた、そうめんは、「ひね」じゃなくて、
単なる古いそうめんでしかないから、早めに食べないとね。


そうめんについて、勉強した後は、もちろん食べる方。
二人とも、お腹ぺこぺこで、併設のレストランに向かいました。

夫が頼んだのは「豚キムチそうめん」

私は、ここの2番人気だという「鯛めん」

鯛の頭が、思いのほか大きくて、身がたっぷり。甘辛く、とっても美味しく
煮付けられていて、居酒屋価格に慣れている私としては、これで1,200円は
安い!と思ったしだいでございます。

冷たいのも食べとかないと!ということで「冷そうめんの小」も追加。
冷水できっちり〆た麺で、歯ごたえもあって、これも美味しかったな。

そうめんは、あっさりしてるし、いっぱい食べられるだろうと踏んでいたのですが、
さすが製造会社だけあって、そうめんの量が半端じゃなく、食べ切るのに苦戦しました。

そうめんで、お腹をいっぱいにして、今回の旅のメインの姫路城に向かいました。