旅行1日目、午前中に「そうめんの里」でご飯を食べてから、今回の旅の
メインである姫路城に向かいました。
龍野市から姫路までは、道路もそれほど渋滞していなくて、ナビの指示どおりに
ハンドルを切っていたら、姫路城が見えてきて、ちょっと感動的でした。

車を駐車場に入れてから、徒歩でお城へ。
大手門をくぐって、天守の方へ向かっていると、道路整理のスタッフの方が
たくさん立っていて、「只今、天守が大変混みあっておりますので、入場制限
をしておりますので、あらかじめご了承ください。」
などと言ってます。

姫路城の修復は一部始まっていて、こんな風に側にクレーンも・・・。
皆さん、このクレーンが写りこまないように、写真を撮ってました。
修復中は、この大きな姫路城を建物ですっぽり覆うのだそうです。なんか、もう想像の範疇を超えちゃってます。
もっと工事が進むと、現状のまま見られなくなるというので、それでなくても観光客が多いところを、3連休ともなればドッと人が押し寄せて当然ですよね。

    

入場制限のため、ところどころで足止めをくって、やっと菱門前にたどり着いたところ。
結局天守の中まで、人だらけで、少しずつしか進めなかったのですが、
そのぶん、普通だったら通り過ぎて気がつかないようなお城の細部をじっくり見ることが
できたような気がします。
この門にしても、黒塗りの窓枠に金色の飾りがあって綺麗です。
城主の権威を見せ付けてたんでしょうね。


    
お城のアチコチで見かけた、ちょっとリアルな蝶の紋は、池田輝政の紋だそうです。

    
やっと登った、天守からの眺めです。姫路市内が一望できて、お殿様気分が味わえます。
「民の暮らしは、安らかかのぅ〜」なんちゃって。

それにしても、ここまで登ってくるまで、道や門がどんどん狭くなってくるし、
無数の狭間と呼ばれる鉄砲穴敵などの仕掛けの数々。
外的への防御はバッチリ。実際に戦闘の場になったことは無いそうですが、
絶対に敵兵として攻め込みたくないと思いました。

    
天守から見た、西の丸。
こちらは、千姫が嫁いできたときに建てられたものだそうです。
天守の後で、こちらも見学したのですが、実際に歩いてみると
上から見てた以上に、長い長い渡櫓でした。