3月に金柑をたくさん下さった上司のお庭、今度は山椒の実が付いたそうで、「いいな〜、いいな〜」と羨ましがっていたら、またもや頂いてしまいました。
本当に、仕事ばかりか、こんな事でまでお世話になってて良いのでしょうか。私は幸せ者です。

山椒の実は、枝から外して、お湯で茹でて、冷水に晒して辛味を抜いてから料理に使うので、少し面倒ですが、そのまま冷凍すれば、1年中調味料として使えるのだとか。
今回、下準備した山椒の殆どは、ジップロックに詰めて冷蔵庫に入れたから、これで1年中ちりめん山椒が作れるぞ〜!と喜んでます。

ちりめんは、地元広島県産の音頭ちりめんを使いました。
ちりめんに味を滲みこみ易くするためと汚れを取るために、最初にザッと湯通しするのですが、このお湯からだし汁のような良いにおいが立ち上って、なんだか美味しそう・・・。
もちろん、ちりめんの方にも充分旨味が残っているのですが、湯通ししただけで、出汁が取れそうなちりめんのポテンシャルの高さに驚きを覚えました。凄いぞ、音頭ちりめん!

昆布出汁、酒、醤油、みりんを入れた煮汁の中にちりめんを投入して、少し遅れて実山椒も入れ、汁気が無くなるまで煮てバットにあけて乾かして出来上がり。
デパートで料亭の名前を冠して売ってたりするので、もっと複雑な作り方かと思っていたけど、こんなに簡単な事だったのですね。
実山椒さえあれば、材料はスーパーでいつでも手に入るものばかり。ときどき作って冷蔵庫に入れておけば、助かることが多そうだし、常備菜に決定!ってかんじです。